ブラック施設の特徴

労働基準法などお構いなしの長時間労働を低賃金で強いるようなブラック施設が介護業界には存在します。
そのような問題が多い施設に対しては、政府も対策に乗り出しているものの、未だ劣悪な労働条件が改善されていない施設は少なくはありません。
したがって、介護業界で就職や転職を考える方は、このようなブラックな職場を選ばないように、見極めるポイントをしっかりとチェックしておくようにしましょう。

まず、ブラック施設は従業員の入れ替わりが激しいので、求人募集を頻繁に行っているケースが多くあります。
ですから、仕事探しをするときには、定期的に求人情報をチェックして、常に募集をしているような施設は避けるようにしましょう。
また、面接では、採用担当者の態度をしっかりとチェックします。
圧迫面接をするような場合はもちろん、何だかやる気がなさそうだったり、誰でも良いから即採用しようとしている態度を示してる時には注意してください。
特にほとんど質問をせずに、採用後の勤務について話してくるケースでは、人手不足である可能性が高いと考えられます。

それから、労働条件については、面接の時に納得いくまで確認しておいたほうが良いでしょう。
タイムカードのことや残業代が支払われるかなどは、面接時にキチンと確かめておきます。
ブラック施設は、就職してから求人募集の時と労働条件や賃金が異なるケースもあるからです。
劣悪な環境下で働くことになると、心身が疲弊してしまい、介護職そのものが嫌になってしまうこともあるようなので、そうならないためにも、転職前の施設チェックは万全に行うほうが良いと思います。